2015年12月13日 (日)

ご案内

いらっしゃいませ。

当ブログは高永ひなこ先生著「恋する/暴君」の感想・考察や二次創作ブログです。





※当ブログは一ファンブログです。公式とは一切関係ありません。


※当ブログは商業ボーイズラブ作品の感想・考察・二次創作を扱っています。

 よって、ボーイズラブが苦手な方は閲覧に向かない内容になっています


※作品の性質上、18歳未満の方には刺激の強い話題・内容が多々あります。ゆえに18歳未満の方の閲覧はご遠慮願います


※二次創作に関しては、原作キャラクターのイメージと少々違う場合があるかもしれません。




ブログ管理人:榊依織














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2013年7月 8日 (月)

恋してるかもしれない暴君――羽化前の兄さん

 カナダの心理学者、ジョン・アラン・リー氏の「恋愛色彩理論」というのがあります。


・「情愛(エロス)」……言葉や、触れることによる身体的愛に対する魅力を重視する

・「遊愛(ルダス)」……相手と深く感情的には関わらず、様々な相手と同時に関係を持てる

・「友愛(ストーゲ)」……興奮するものではなく、安定したもので、友情の延長。兄弟や友人に対して抱く感情に類似

(以上3つが愛情の基本形となり、以下3つは上記の複合で作られる関係になります)

・「狂愛(マニア)」……愛に憧れ、同時に愛に苦しむ。独占欲が強く、不安が強くなり、相手の愛を得るために自分を傷つけたりもする

・「利愛(プラグマ)」……現実主義的、実利な愛情。人生設計を考えて相手を選ぶ。このタイプは、安らぎと、自分に合った相手を求める

・「神愛(アガペ)」……無私の、すべてを与える愛。相手の幸福を考え、自分の利益は省みない。カップル間では滅多にない崇高な愛情





 で、兄さんの愛はストーゲとアガペの混合で、森永君の愛はエロスとマニア。
 兄さんと森永君の組み合わせは、 恋愛の色彩理論様によると相性悪いらしい(汗)。
 森永君がマニアに分類されるのは、ぶっちゃけ彼が病んでるからなんですが。







 ここからはGUSH7・8号とイラスト集ネタバレ兼ねた考察を。









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2013年7月 7日 (日)

森永くんハピバ!

 久っさしぶりのブログ更新、およびパラレルでない暴君二次創作です。
 森永くん誕生日と七夕を題材にしています。






 ※この小説は二次創作です。公式さんとは関係ありません。








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2013年4月13日 (土)

Adult Children――森永君の心の傷

 前々記事で兄さんの内面変化を振り返りましたが、今回は森永君や彼の家族(両親・兄である国博さん)、真崎さんについて掘り下げて書いてみます。

 記事タイトルのアダルトチルドレンは当初アルコール依存症の親を持つ子のみ指す用語でした。
 が、最近は「子どもの成育に悪影響を与える親のもとで育ち、成長してもなお精神的影響を受けつづける人々」、要するに機能不全家族のもと育った子供を指す言葉として認識されてきています。









 

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2013年4月12日 (金)

ロラン・バルトbotより

 Twitterでロラン・バルトbot(テキストの快楽 @textbot )をフォローしているんですが、このツイートは森永君そのものだな、と思います。




狭量な心。あの人のことで私と直接関わり合いのないものは、すべて奇妙で敵意のあるものと見える。そこで私はあの人に対し恐怖と非難のないまぜになった感情を抱くのだ。

http://twitter.com/textbot/status/319440855524052992





 で、このツイートはまさしく兄さんを表しているなぁ、と。




「愛しています」を言わぬ者は、多様で、不確実で、疑わしく、かつ貪欲な愛の諸記号を、その標識を、その証拠を、つまりは身振り、視線、微笑み、ほのめかし、省略などを、とめどなく発し続ける他はない。解釈されるがままになるしかない。

http://twitter.com/textbot/status/316692747287425024





 前記事で兄さんの変遷を書きましたが、森永君のこともアダルトチルドレン・毒になる親絡みで掘り下げて記事にしたくなりました。








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Bromance――兄さんの心

 すいません、今回またしても考察です。
 昨日3回で考察終わると書いたのに、また考察かって感じですが、5巻までの兄さんをもっと掘り下げて考えてみたかったんです。

 にしても、自分、考察書くのヘタクソだなぁ……(汗)。









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2013年4月11日 (木)

Philia――兄さんの願い

 またまた考察記事です。
 plan.3の展開に思った以上に頭がモヤモヤグルグルしてしまったもので、何か書かないと落ち着かないというか(汗)。
 今回の記事で「月神抄」を書く前に記事にしようと思っていた考察をほぼ書いてしまうと思います。





 GUSH5月号ネタバレいやんな方は後日読んでやって下さいませ。







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2013年4月10日 (水)

Fuck Buddy――森永君の性愛事情

 昨日に続き、今回も考察記事です。
 森永君の性愛に関する思考を、彼の過去から探ってみます。
 ちょびっと兄さんに関しても探りを入れてみます。





 GUSH5月号のネタバレが含まれるので、読んでない方は読んでからどうぞ。








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2013年4月 9日 (火)

需要と供給――森永君と兄さんのちぐはぐな恋

 「月神抄」お待たせしてすいません。正直スランプに陥ってます。


 今回は考察記事です。
 それも、GUSH5月号、暴君plan.3の考察です。





 ネタバレ込みなので、未読の方は連載を読んでからどうぞ(^_^;)。









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2013年3月 3日 (日)

ひな祭の思い出

 今日は雛祭りの日ですね。

 夕飯のちらし寿司とはまぐりのお吸物がとても美味しかったですvv。



 ……というのは冗談で、お雛様にちなんだSS上げますです。


※あとから検索して知ったんですが、名古屋のひなあられは独特な感じみたいですね。そもそも関東と関西のものも違うらしいし。この話は関西風ひなあられで書きました(汗)









「あれ? ひなあられ買うんですか?」


 大学の帰りに宗一とコンビニに寄った森永は、酒のつまみと一緒にひなあられの袋を手に取る宗一に目を丸くする。

 森永に指摘され、宗一ははっとし、ひなあられの袋を棚に戻した。


「い、いや、毎年かなこがひなあられを欲しがるから、買って帰ってたんだよ。

 それがクセになってて、それで……」


 しどろもどろに言う宗一に、森永はくすりと笑う。


「いいですね、ビールのつまみにひなあられ」


 森永は宗一が戻したひなあられの袋を買い物カゴに入れ、ビールなどとともにレジに持ってゆく。

 複雑な表情で宗一は会計を済ます森永の背中を見つめた。





 その晩、森永は夕食後に皿に盛ったひなあられと、パック詰めされた桜餅と花見団子のセットをテーブルに並べた。


「おまえ、ビールといっしょに和菓子食うのか?」


 うぇ、と分かりやすく嫌そうな顔をする宗一の前で、森永は薄ピンク色の餅から塩漬けした桜の葉を剥ぐ。


「ひな祭りだから食べたくなったんですよー」


 満面の笑みでまんじゅうを食べる森永をげんなり見つつ、宗一はビールを飲みながらひなあられをぽりぽり食べた。

 そういえば、まだ巴が家にいた頃、かなこのためにひな人形を飾って桜餅や花見団子をひな壇に供えたっけ、と宗一は家があった頃を思い出していた。松田さんがちらし寿司やはまぐりのお吸物を作ってくれて、巴やかなこと食べた。

 家があった頃の懐かしい思い出。いまは家が焼けてしまい、巴は黒川とアメリカで生活している。かなこは今頃松田さんが用意してくれたひな祭の料理を食べているだろう。


 ――ほんとに、昔と環境が変わったな……。


 いまの自分は、森永とひなあられをつまみにビールを飲んでいる。巴やかなこと一緒だった頃と様変わりしたが、森永とふたりで、というのも悪くないと思える自分が宗一には我ながら不思議だった。

 ぼーっと考えながらビールと交互にひなあられを食べていると、森永があれ? とひなあられを見入ってきた。


「先輩、チョコと卵のあられは食べないんですか?」


 桜餅と団子を食べ終わった森永に、あん? と宗一はじろりと森永を見る。


「チョコと卵は甘いだろ。食えるか、こんなの」


 ふん、と鼻息ひとつしてビールを飲む宗一に森永はにこにこ笑い、チョコと卵だけになったひなあられの皿を自分の前に持ってくる。


「じゃあ、先輩の残り物、いただきますねー」


 あ、おい、と止める宗一を無視して森永は先輩の残り物ーっ、と嬉しそうにひなあられを平らげた。




 ――生活を共にする相手がこんなでも、それはそれで構わない。


 いつの間にか森永にこんなにほだされている。

 宗一は内心苦笑いした。





★おわり★






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